おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2024.05.03column

4回も載せて頂いた幸運の11月4日付け「天声人語」💗💛💖💝

4月30日(火)の朝は、知り合いからのメールで開けました。朝日新聞の14面に「まなび場天声人語 見出し講座」の記事があり、そこに昨年11月4日朝日新聞論説委員さんが書いてくださった「天声人語」が再度載っていて、それに上手な見出しを付けた応募作品の中から優秀作に次ぐ評価を得た作品が紹介されていました。

12月の見出し付けコンテストのお題は、11月中の「天声人語」から選ばれていて、それが11月4日付けパテ・ベビーに関する郷記者さんのコラムでした。新聞記事から「毎月優秀作5作を選んで、紙面で紹介している」とありますので、その5作がどんなだったのかと気になりますし、上掲紙面から判断すると、12月のお題を募集する記事も掲載されたのでしょう。

「ならば、それらも見たい」と思って図書館へ走りました。

11月4日の紙面は以下に。そしてそのことに触れて書いたブログはこちらで。/blog/column/22803.html

その後、12月4日付けで今度は「まなび場天声人語」は、朝日新聞の英語ニュースサイト「The Asahi Shimbun Asia & Japan Watch」に掲載している天声人語の英訳から、11月4日付けを選んで時事英語を学ぶ題材になっています。と同時に「見出し」も12月17日まで募集しています。

英語の「まなび場」としても、このコラムが用いられているのも凄いです。

そして、12月25日に「見出し」の応募作の中から選ばれた5作品が載っています。個人的には一番上の[100年前の「今」を観る]が好きかな。

その応募作から、6番目に「上手いなぁ」と選ばれた「見出し」が、冒頭に載せた「SNSの赤ちゃん 100才に」だったのですね。

こうして過去記事を調べてみて、郷記者さんが10月14日東京から私どものおもちゃ映画ミュージアムに来て下さり、実際にパテ・ベビーで記録された映像をご覧になって書いて下さったコラムは、4回も載るという幸運に恵まれました‼ コラムを読まれて、いろんな方から「読みましたよ」と声をかけて貰い、反響の大きさに驚きました。それだけでなく、パテ・ベビーフィルムの寄贈をして下さった方もあります。

多忙と仕事のノロさからまだ紹介できないでいましたが、東京都にお住いの江口和代様から貴重な映像と目録などの資料を昨年11月8日に受け取りました。記事が出た二日後にお電話を頂戴しております。添えられていた手紙には、22年前に96歳でお亡くなりになった明治生まれのお父様が、若い頃に9.5㎜の映写機を購入して、子どもたちを撮影しておられたことが綴られていました。長年それらを仕舞ったままにしていた箱を開けることもなかったそうですが、新聞を読んで、「当時の様子を知る上で何かのお役に立つようであれば、父も喜ぶと思い、私たちも嬉しいです」と寄贈して下さいました。届いた箱を開けている様子を撮影して公開しています。連れ合いが喜んでいる様子が伝わることと思います。どうぞクリックしてご覧下さい。

「天声人語」を読まれて、幾人かの音訳ボランティアさんから「91/2㎜」の読み方を尋ねられました。「うちでは“キュー・テン・ゴ ミリ”と常日頃言っていますが、“キュウ カ ニブンノイチ ミリ”、当時の人は“クミリハン”と呼んでおられました」とお答えしましたが、「はて、どのように音訳されたのかしら?」と気になるところではあります。パテ・ベビーの箱に「9ミリ半映画」と書いてありますね。


国産「アルマ」の9.5㎜映写機。

ホームムービーの他に、市販されていた9.5㎜作品も含まれていました。

こうした販売商品のリストも寄贈頂き、資料として活かせます。朝日新聞11月4日「天声人語」が取り持つご縁です。その記事が、4回も載せて頂いたことを知って、驚くとともに、大変嬉しく思っています。そして、執筆して下さった郷記者さんに繋いで下さった早稲田大学名誉教授草原真知子先生にも、心より御礼を申し上げます。私がメルマガでお送りしたパテ・ベビー上映会のお知らせを、たまたま草原先生のところに取材に来ておられた郷記者さんにお伝えいただいたことから全ては始まりました。お二人には感謝で一杯です。ありがとうございました!!!!!

 

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